八番目


「ルフィ!今日こそ勝負だ!!」
「んぁ?・・・ようし!来い!!」

最近のチョッパーは鍛錬と称して誰かさんの真似をして筋肉トレーニングに励んだり、相手を変えては組み手のような擬似戦を挑んでいる。
出来ることを増やすんだと本人は真剣だが、化け物揃いの男性陣としては海に放り込むわけにも行かず暇つぶし・・言い方を変えれば面倒以外の何者でもない。
本人が真剣なだけに案外生真面目なゾロは茶化す訳にもいかず最近はチョッパーの元気がある午後などは嘘寝をして見せて視線をあわさないようにするし、サンジは台所に籠ろうとする。
結構喜んで相手をするのはルフィくらいだ。

「今日の俺は一味違うぞ」
「へぇ〜〜〜?そっか!じゃぁ来い!!」

余裕とも取れるにやりとした笑顔でチョッパーは笑った。


「ふふふ・・・俺は寝ないで更に研究を重ねて、終に八番目の変形点を見出したんだ。」
「八段変形になったのか!?すんげェ・・じゃ見せてみろよ!」
「驚くなよ!!」

ズボンに手を入れて目を閉じた。
「イメージ!昨日の夜!倉庫の中!」

その怪しい呪文に嘘寝を決め込んで背を向けていたゾロが、がばっと身体を起こした。
「待て!?チョッパー?!」

チョッパーは額に皺を寄せて何かを必死に思い出しているらしい。
ズボンの中で怪しく手が動いた。


「見ろ!

『精力強化(ミッドナイトポイント)!!!!』

これがランブルボールは使わないその八番目だ!!」

確かに巨大化している。
ズボンの中で。



「おいホンとに勃ってんのか?どれ見せてみろ!」

ルフィとウソップがチョッパーを転がして抑え込んでズボンを下ろした。

「あ・・あっ・・ああ〜〜やめろ〜〜〜〜!!(汗)」

ゴムのルフィ相手に逃げられるはずもなく、またいつもと違う体調のチョッパーが巧く動けるはずもない。

「ほんとだ。」
「一丁前に勃ってるぜ。」

男二人に抑え込まれてチョッパーの手足だけはじたばた跳ねまくるが、年長二人に抑え込まれて身体の自由は効かない。



「・・・・・・・・あふん。」
「あ。」
「あ。」



沈黙が流れた。




「えっっっっと・・俺、手ェ洗ってくらぁ」
「あ・・俺も。」

絶叫が轟く。
「ああ・・・・・・ああ・・・・・・縮んじゃったじゃないかぁ!!
 どうやったら戻るかなんて良くわかんないのに!

 何でだ?
 こうなったらゾロは絶対ナミに勝つのに???」



その遠吠えに赤くなった耳が甲板に転がっていた。

「それで俺に勝とうだなんて。まだまだだ。なぁ、ゾロ!」

ルフィが振り返ると更に耳朶は赤く染まった。



end
rokiさんに強制贈与。リク88。
実は裏で先行公開されてました。
マジでダークなチョパだ・・・。
今ならまだ間にあいますよ返却可で。

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