興奮のあまりの感想になりそうで恐いのですが・・・私はスモーカーじゃないので禁煙の苦しみを知らないところを許して頂けると有り難いです。
今回のゾロナミとサナゾっぷりが美味しくて美味しくて。
酒の強さの分効きが遅いからと言って、ゾロが眠り薬を嗅がされて落ち行く先を確認すると剣山。その時点でサンジを確認すると既に無意識。仲間の、そして何よりナミさんの体が危うい時にゾロは睡魔と戦い混沌としながらも刀を振るいます。 絶対に無言で!誰にも認められなくても必ずナミさん(のからだ)を助ける男ゾロ! 尾田っちの贔屓炸裂です。
対比されつつもナミを守る男がいます「ナミさんの体に傷つけちゃいけねぇ」と言挙げして許された煙草を遠慮しがちに吸うサンジ君の姿ですがまぁこれで許される範囲と考えます。個人的には女性の体の強度を考えると文句を言いたくなりますがね。
けどこれがゾロだったなら違うと思うんだよね。 ゾロがナミさんに入った場合だったら。
ゾロの公式の悪癖は酒でしょう。 でも仮にナミさんが酒を飲めなかったとしたらゾロは絶対に飲まないです。そんな男です。酒が相手に毒であると知ったら絶対にゾロは我慢する。
〜妄想〜 「いいから!あたしが呑めって言ったわよね!あんた聞いてないの!?」 「るせェ!!俺が呑まねぇって言ってんだ!だから絶対呑まねぇ!」 「そんな顔して、フラフラしてんならさっさと呑んで元に戻りなさいよ!」 「男が一旦呑まねェって言ったら呑まねェんだ何か文句あんのか!?」 「大ありよっ!この馬鹿!!そんなんであんたちゃんと役に立つの!?」 「っったりめぇだ!!人を馬鹿にすんな!」 「馬鹿に馬鹿って言って何が悪いのよっっ!」
ってな感じの痴話喧嘩をずーーーーーーーーっと続けるかと思うのです。(周囲が飽きたとしても続くタイプの痴話喧嘩) 無意識下でゾロもナミも互いに気遣いながらも必ずすれ違い起こす痴話喧嘩。こうなっちゃったら主役が交代しかねないパワーですよ!
そしてサンジ君が許して貰って煙草をナミの身体で吸ってしまうのは気安さ故と思います。彼的な騎士道から言うと、サンジがしてもおかしくない痩せ我慢 それがサンジとナミの間にはないんだよね。この気安い安心感が二人の間にある仲間故の良さだと思うのです。ルフィやゾロを許しながらも怒りつけ、船のやりくりを把握し、理解し合う。サンジだからこそナミが許せる気安さがここに描かれたと思う。 私の感じるサンジとナミの関係は無意識に互いを許す=受け入れるところにあるんです。姉妹的かも。
けどそれって、私的にはゾロナミじゃありえないんだ。
ゾロとナミの間は他者には有り得ないほどわかり合って、全部相手の資質も性質も本能レベルとか肌レベルで理解し合って、互いの馬鹿な考え方すら「あいつだから」と否定なんて出来ないのに。 それでも相手を絶対認めない誇りの高さがあるように思ってます。『相手を許さない誇り』とでも言いましょうか。余人の入る隙間がないと申しますか。 個人的ゾロナミの好きポイントです。
たしぎを気遣うスモたんとか、表紙の設定最上級!ルビビありがとう!だったりとか、結構CC×モネも楽しかったり、ローさんの驚愕表情が素敵とか楽し過ぎる669話でした
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