WJ485話「麦わらの一味・海賊狩りのゾロ」

身震いして感動して今回のゾロに憑かれてしまっているのに悔しい。(笑)


スリラーバーク編の締めの感動の全てをゾロがさらうとは思わなかった。
けどW7でルフィはロビンとウソップを失うことで(まぁ戻ってきたけどさ)仲間を失う怖さを身に染みたし、覚悟を見せて進化もした。
と来れば順番。次はゾロでもおかしくはないんだけど。

けど、見事に男のツボと腐女子のツボを射抜いてくれてもうくやしいったらありゃしない。
野郎にとっては憧れに近い自己犠牲。この辺りシャンクスの魅力にも通じる物があるけど一番大事な物をちゃんと判ってて柔らかくなってるのにその大事な物のために何よりも自分しか見なかった男が変わった。更にはあの物理的な衝撃に最後まで膝もつかず折れなかったなんて侠気の世界のストイックさだ。倒れないことにゾロの心意気と余裕がある。
ルフィを成長させるには周囲の成長が鍵なんですよね。それも判ってるけど何か悔しい。ゾロがかっこよくって嬉しいのに何でこんなかと思うと滑稽なくらい。
そして腐女子的にはもうコメントしない。好きに妄想するが良い。燃え&萌え方はそれぞれだ。
けど尾田っちの事だから今後にルフィもナミさんもコメントはない。判ってるさ。
(だから自分の萌えを書くのだ)

ワンピでキャラは死なないけど、これはマユリ様の言葉を借りれば「完璧がない」に近い。ストーリー上で誇りと犠牲をかけた死というテーマは感動と涙を誘いやすく、死んだキャラは本当にお星様になるんだけどそれを絶対に封印した作者はいかにそのキャラの誇りを演出するかギリギリを狙うわけだ。ここまで意地を通すとこれはこれで小気味よいんだけど一般受けはしないだろうなぁとおもう。

くま様は。やはり様!ですよ!下手な将校よりも筋目がある。敵も多彩じゃないとね!
けど海軍が一枚岩でないことを感じました。内っ側のはずのケムリンとか青キジもそれぞれの信念で動いていて、五老星も勝手な裏があって、七武海ともなれば『海賊』であることを捨ててないわけだからそれなりの欲と信念でそこにいるんだろうなぁと思うのです。その辺りがまた明らかになるのでしょうよ。



サンジがまだ死にたがりだった辺りが未熟で愛おしい。ゾロと同じ選択をしたように見せてその個性と腹の違いを描ききるなんてなんて技だろう。ああ!もう(以下同文)
今回のサンジの扱いにサンジファンのそれぞれがどう思うかは私は判らないけどこれだけは言える。次はサンジだ。裏方に徹するのか、それなりの物を張れるのかこれはのんびりと楽しみ。

2008/01/21






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