総括:ヨホホホホが口癖になりそうです。
エネル様の足元に累々と・・ちょっと悲しい
骸骨を連れてきた非常識を怒るゾロと畏れるウソ&チョパですが、この陽気で浮かれたブルックさん、私は大好きです。 もちろん「ルフィの暴走を止めなかった!」と二人に怒ってるゾロも好きです。 ちゃんとロビンも口説き、ディナーに大喜びして全身で堪能するその姿が素直でよろしい。
しかし明らかになる過去がサラリとしつつも凄惨で涙が出そうです。 生きてるときにはカナヅチにしか意味のない悪魔の実の力が作動したのが1年の漂流ののち(毛根は強いらしいが)呪いと言っていい姿、数十年の間気を許せる人とも会わず行く先も判らず漂流しての孤独。寂しくて怖くて死にたかったと言う台詞がこの短い話の中でぐっと来ます。 この辺りチョッパーとサンジが重なるのが一番辛い。彼らには本当に他人に会えない孤独な時間があったから。その何倍もの時間をそうしてきたその重さがより一層判るでしょう。
そして別のことで影も奪われた。 滅多に会えない人間は影を奪った物と奪われた物だったというのは本当に辛かったろうと思うのです。
私は光に拒まれる存在で!仲間は全滅! なのに”コツコツ”生きてきました骨だけに! ヨホホホホ!とくる明るい音楽家。 人に会えて、仲間にと誘われて、食事を馳走になる。たったこれだけとはいえその彼の明るさを裏付ける影のあまりの濃さに唸る以外の手はありません
最近の長すぎる過去話からあっさりと原点に返った尾田っちの本領発揮ですよね。
そして先週の流し樽の話と繋げての海を彷徨うゴースト島(西由来)との出会い。身軽なブルックさんの思わぬ能力。 ここまで来たら三人が止めに入ってるフィがキラキラするのは間違いないでしょう。
今週のツボ 鏡に映らないブルックさんにナミさん思わずゾロの後ろに隠れてるよ!! いざというとき必ずこういうポジションなのよねぇ(満腹!)
今週の不思議 ウソップの衣装と鼻より飛び出た瞳
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